勇者たったの2人で大量のドラゴンやら巨人から城を守ろうとした話。~「砦の守護者」ゲームレビュー~


みなさんこんにちは!ボドゲ熱はいかがでしょうか???

私は早くあの個人的名作殿堂入りゲーム「ストライク」がやりたいです。


さて、本日はボードゲームのご紹介。協力型のゲームです!

ボードゲームにはさまざまな種類があるわけですが、将棋やオセロ、人生ゲームのようにプレイヤーの間で優劣を競うものばかりではなく、


「全員で同じ目標を攻略する」


というゲームも存在します。

よく聞くタイトルでは『パンデミック』などがありますね。(なんだか最近は高騰しているらしいけども。)世界に広がりつつある病原体を駆逐する為に奔走する、という「いま、まさに」というテーマですが…こちらは発売以来名作として様々なスピンオフ作品がつくられるなどしている人気ゲームです。


今回ご紹介するゲーム「砦の守護者」もまた、「何かの危機を救う」ことがテーマです。


プレイ人数:1~4人

プレイ時間:45~60分

この箱のアートワーク…THE・ファンタジーって感じで好きです。

いや城に対してドラゴンでかすぎ。今からこんなのと戦わなくちゃいけないの…(勇者はそんなこと思わないか?)


そして目を引く「協力型タワーディフェンスゲーム」の文字。タワーディフェンスといえばデジタルゲームでよく聞くジャンルですね…それをボードでやろうとのこと。


英雄たるプレイヤーたちが守るのは、「城」。襲い掛かってくるのは、「半人半馬の怪物」「巨人」などのモンスターたち。

砦を駆け巡り、魔力(マナ)を束ねて敵を追い払い、勝利することを目指します


戦いの舞台と英雄たち

これがゲームボードです。

プレイヤーが城門に迫るモンスターを迎撃するための「砦」。

六角形の各辺は城壁になっていて、中にある村を守っています。


中央の小さな六角形は「塔」になっていて、その周りには英雄の攻撃の源になるマナを発生させる「源泉」が散りばめられています。




そしてこちらが英雄たち。


この四人が砦を駆け回り、マナを集めて敵に立ち向かいます。


見た目からして戦士と魔術師という設定なのでしょうか。

コマが紙ではなく造形されたフィギュアというのもなかなかポイント高い…


この中から自分の使いたいキャラクターを選んでゲームを始めます!

ただ、どのキャラクターもできることは一緒なので好みで選んで大丈夫です!





襲い掛かるモンスターたち

そしてこの砦に襲い掛かってくる『モンスターカード』と、

それを倒すための『マナ・チップ』。


モンスターには色と戦力が割り当てられていて、特殊能力までついているものも存在します。


このカードが、実際にはこんな風にして砦を取り囲んできます…!

しかもプレイヤーの手番が終わるごとに新しいモンスターが出てくるというのでなかなか大変。

砦の周りを完全に包囲されてしまうとプレイヤーの敗北なので、テンポ良く処理していかなくてはなりません!


プレイの仕方


①英雄(プレイヤー)の行動


スタートプレイヤーから時計回りに手番を実行していきますが、

やることは意外と単純。


・移動

・交信(マナを手に入れる)

・攻撃(マナを消費してモンスターを取り除く)


この三つを好きな順番で行うだけ。


移動は、英雄の駒をとなりのタイルに向かって1タイル分動かすことができる行動。

交信はやり方が三種類。

①マナの源泉にチップを1枚置いて、源泉の色のチップを3枚もらう。(もらったらプレイヤーの手元に!)


②塔と交信して、そのタイルの源泉をふさいでいるチップをすべてもらう。


③中央塔と交信して、すべての塔をふさぐチップ(薄色の四角で囲った部分)を受け取る。(チップは支払わない)



最後に攻撃。手番プレイヤーが立っているエリア(タイル)に取り付いているモンスターを攻撃して、撃退する!


この三つの行動のほかに、好きなタイミングで行う「呪文」を使うという行動もあります!

呪文の種類もさまざま。敵を倒しやすくするものや、一歩多く移動できるようになるものなどが用意されている。

モンスターの種類ごとに使える呪文は異なるので、

「どの敵を倒せば次が楽になるのか」

という思考をフル回転させて攻略に役立てましょう!

②モンスターの行動


一人の英雄が行動を終えると、すぐにモンスターの行動に入ります!

このステップでは、


・新たなモンスターの登場

  もしくは

・出現しているモンスターの移動 が発生します。

(移動が発生するのはゲーム後半になるのですが、もしルールに従って移動できないほど詰まってしまうとそのときも敗北になってしまいます!注意!)

これはモンスターの山札から新手のモンスターが出現したときの写真。出現したモンスターたちは砦を一周して城門(画面上)の裏手へと進軍してくる。
ゲーム開始時の様子と、ゲーム中盤の様子。少なかったモンスターはかなりの数になり、砦を幅広く囲っている。
さらにモンスターは特殊能力を駆使してくるのでかなり厄介。特にこの「翼獣」シリーズは砦周辺ではなく、内部に侵入して源泉をふさいでしまうので要注意だ

…という感じで、


英雄の移動・交信・攻撃→モンスターの出現OR移動→英雄→モンスター→…

これを繰り返すことで、砦を巡る戦いは進行します。


最終的に、

モンスターの山札がなくなり、砦を囲うモンスターを全滅させることができれば英雄側の勝利

モンスターが出現するための空きスペースがない、もしくはモンスターの移動先がない状況に陥ると英雄側の敗北(つまりモンスターの勝利)


といった終了条件を満たすとおしまいです。

かくいう私どもも挑戦してみましたが…負けました…

ファイア・ボール(敵の戦力を落とす呪文)や錬金術(攻撃の際に支払うマナの組み合わせを変えられる呪文)といった強力な呪文を使うタイミング、そして取れるマナと攻撃が届く敵の見極め、そして何よりパーティーメンバーとの色分担(これがすごく重要)。


知恵を絞って「これならいける!完璧だ!」と思っても(不思議なことに)裏をかくようにして出現するモンスター。

勝つときも負けるときもギリギリになるこの感じが、勝利の達成感と敗北時の悔しさ、再戦欲をかきたてる…(実際、一度負けた後すぐリプレイしました笑)


また、ルールブック後半には多彩なモンスターカードを組合わせて山札を作るときにも便利な「キャンペーンシナリオ」がはいっているので遊び応えも抜群。

強敵を打ち倒し、城に平和をもたらす英雄になりたい方はぜひ。(12枚もチップをぶつけないと倒れないモンスターがいるのです)


店長「買って損はなかった(確信)」

というわけで今回は「砦の守護者」をご紹介しました。協力ゲームはうまくいったときが最高に達成感を得られるので良いですね!


ただひとつ、協力という性質上、攻略の仕方をめぐって意見がわかれる場合があります!

そういったときは何よりプレイヤーの考えを尊重することが大切です。そして落ち着いて議論してみましょう(これは難しい問題ですが、やり方しだいではそのゲーム体験が何倍にも楽しいものに変わりますから!)


それではみなさん、また次回の記事でお会いしましょう!




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